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播州三木鉋鍛冶三代目
鍛冶銘 鉄心斎芳楽



切り鉋

 

切り鉋は特殊な削り仕事のため必要な鉋の幅に切って豆鉋刃を作り、自分で台打ちをして使う鉋です。普通サイズで幅五寸強・丈1寸7分の大きさでチェン錬鉄に青鋼を鍛接して作っています。ご注文により鋼種・寸法を変えることも出来ます。

1 お好みの寸法に切る
     
切り鉋をバイスに固定して金切り鋸で地鉄の部分を切ります。切断砥石で切る場合は鉋刃が熱の影響の少ない様に鋼の部分を下にして切って下さい。                     


2 鋼を折る
     
鋼の部分だけになったら長い方を固定し、切る方の鉋をペンチで曲げると折る事が出来ます。                        


3 折った面を平らにする
切り鉋の折れた部分は鋼の部分が出ているので 砥石で削り平面にした後面取りをします。。                        


4 裏押し刃研ぎ
     
裏押しは角刃をとった後刃先の裏をのせます。 裏はほとんど無いのでほぼベタ裏になります。
刃を研ぐと仕上がりです。     
                        











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山本鉋製作所

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